【要確認】個人事業主・フリーランス・不動産オーナーの確定申告でよくある間違いチェックリスト
1 はじめに
確定申告を自分でやったけど、本当に合っているか不安――そんな方はいませんか?
期限まで残り2週間。自分で申告する際のミスには、大きく2種類あります。
①人間側のミス 入力ミス・転記漏れ・失念など、申告者自身の作業で生じるもの
②AIによるミス AIが100%正しい処理をするとは限らず、判断誤りや計算誤りが起きることがある
AIを使えば楽になる部分はありますが、①も②も完全にはゼロにできません。
さらに見落とされがちなのが税務署側もAIを活用しているという点。
申告漏れの可能性がある納税者を以前より効率的に把握できるようになっています。
このコラムでは、個人事業主・フリーランス・不動産オーナーの確定申告で特に注意が必要なポイントを、すぐ自己チェックできるよう整理しました。
2 提出書類のよくある間違い――心当たりがなければ要注意
(1)損益計算書・収支内訳書――この3パターンは税務署に目をつけられやすい
下記に当てはまる場合に要因を説明できるかどうかが重要です。
もし心当たりがないなら誤っている可能性が高いです。
①売上や賃貸料収入が大きく増えた、または大きく減った
②売上や賃貸料収入に対する所得の比率が大幅に下がった、または大幅に上がった
③原価率が大幅に下がった、または大幅に上がった
※原価率=差引原価÷売上高
下図の左が青色申告決算書(一般用)、右が収支内訳書(不動産所得用)です。
上記①~③が下図の①~③に対応しています(③は左のみ)。

(2)減価償却費のズレ――見落としやすい2つのチェックポイント
①決算書または収支内訳書の1ページの減価償却費と3ページの「減価償却費の計算」における「本年分の必要経費算入額」が一致していない。
②決算書または収支内訳書の3ページの減価償却資産一覧に誤りがある。特に令和7年に取得した資産、除却・売却した資産が重要です。
下図の左が青色申告決算書(一般用)、右が収支内訳書(不動産所得用)です。
上記①~②が下図の①~②に対応しています

3 青色申告者の帳簿チェック――残高が実態と合っていますか?
帳簿は確定申告書には添付しませんが、青色申告者は詳細な帳簿の作成が求められます。
下記いずれかに当てはまると要注意です。
(1)共通
下記の項目について帳簿上の残高と実際の残高が一致しない
①現金(現金はレジや金庫など特定の場所に保管しているもの、財布を分けて保管しているものが対象です)
②業務用の預金
③売掛金
④買掛金
(2)65万円または55万円の青色申告控除の適用を受けている方(複式簿記による記帳をしている方)
①下記の(1)の勘定科目に加えて下記の勘定科目の帳簿上の残高と実際の残高が一致しない
・借入金
・減価償却資産
②帳簿残高がマイナスになっている勘定科目がある
4 申告後でも間に合う――訂正申告という選択肢
確定申告期間中のため、まず「自分で確認できること」に絞ってお伝えしました。
当てはまる項目があった方は、放置せず早めに内容を確認してください。
期限内であれば確定申告のやりなおし(=訂正申告)も可能です。
原因がわからない・修正の仕方がわからないという場合は、お気軽に当事務所へご相談ください。
確定申告・訂正申告のサポートも承っています。
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